花束を長持ちさせるコツ|お花のある暮らしをもっと楽しむために
2025/08/29
− FLORISTの世界へようこそ。−
こんにちは、FLORIST JPです🌱
お祝いの場面や大切な人から贈られた花束。せっかくなら、できるだけ長く楽しみたいですよね。
でも、「すぐに元気がなくなってしまった」「気づいたらしおれていた」という経験をした方も少なくないはず。
実は、ちょっとした工夫やお手入れで、花束は驚くほど長持ちさせることができるのです。
今回は 花束を美しく、長く楽しむための具体的なコツ をご紹介します。
1. 花束を受け取ったら、まずすること
花束はラッピングされた状態で渡されることが多いですが、そのままにしておくとお花が呼吸しづらく、蒸れてしまうこともあります。
◼︎ラッピングはできるだけ早く外す
通気性をよくし、お花が新鮮な空気を吸える環境に整えます。
◼︎水切りをする
水に浸かっていない状態で時間が経つと、茎の切り口が塞がれて水を吸いにくくなります。
花瓶に生ける前に、茎を1〜2cmほど斜めにカットしてから活けるのがポイントです。
2. 花瓶の準備
お花を長持ちさせるには、花瓶の清潔さがとても大切です。花瓶の中に雑菌が繁殖すると、水が濁り、お花が痛む原因になります。
◼︎中性洗剤でしっかり洗浄
◼︎熱湯消毒またはアルコール消毒 で仕上げるとより安心。
また、花瓶に入れる水は常温の水が基本です。冷水やお湯は花にストレスを与えてしまいます。
3. 水切りの方法
花束を長持ちさせる最大のポイントは「水切り」です。
方法:水を張ったボウルの中で、茎を斜めにカットします。
水中で切ることで、茎に空気が入らず、スムーズに水を吸い上げられるようになります。
頻度:毎日〜2日に1回が理想。
水替えのタイミングで一緒に行うと効果的です。
4. 花瓶の水を清潔に保つ
水が濁ると、茎の中に雑菌が入り、花が弱ってしまいます。
◼︎毎日水を替える
水替え時に花瓶も軽くすすぎ、清潔な状態を保ちましょう。
さらに、こんな工夫も役立ちます:
◼︎10円玉を入れる → 銅の殺菌作用で雑菌の繁殖を防ぐ。
◼︎漂白剤をほんの数滴加える → 水の腐敗を防止。
◼︎市販の切り花延命剤を使う → 栄養補給と水の清潔さを保つ。
5. 茎や葉のお手入れ
水に浸かる部分に葉が残っていると、腐敗の原因になります。
◼︎水に浸かる葉は必ず取り除く
枯れてきた花や葉はこまめに取り除きましょう。
これだけで、花束のもちがぐっと変わります。
6. 花にとって快適な場所とは?
花束を長持ちさせるには、置き場所も重要です。
避けた方がいい環境:
◼︎直射日光が当たる場所
◼︎エアコンの風が直接当たる場所
◼︎テレビやパソコンなど熱を持つ家電の近く
◼︎果物のそば(エチレンガスが発生し、花の老化を早めます)
おすすめの環境:
◼︎風通しが良い場所
◼︎涼しい空間(20度以下が理想)
7. お花ごとの特徴を知る
お花の種類によっても、ケアの方法が少しずつ異なります。
バラ → 花びらの外側が痛んだら、そっと外してあげると美しさが続きます。
チューリップ → 水をよく吸うので、花瓶の水は多めに。
ガーベラ → 茎が腐りやすいため、浅めの水に生けるのがポイント。
ひまわり → 水をたっぷり吸うので、水切りをこまめに行う。
8. プロが教える+αのテクニック
◼︎夜は涼しい場所へ
昼間はリビングで飾り、夜は玄関や廊下など涼しいところへ移動させると、さらに長持ちします。
◼︎冷蔵庫を活用
特に夏場は、お花を新聞紙に包んで冷蔵庫に入れることで鮮度を保てます(ただし果物と一緒はNG)。
◼︎アレンジメントの花はオアシスを湿らせる
吸水スポンジが乾かないよう、毎日お水を足してあげましょう。
まとめ
花束を長持ちさせるには、
①. ラッピングを外して水切りする
②. 清潔な花瓶に活ける
③. 水替えと茎のカットをこまめに行う
④. 置き場所や環境に気を配る
この4つを意識するだけで、お花は見違えるほど長持ちします。
お花のある暮らしは、日々に彩りや癒しを与えてくれるもの。
ぜひ今回ご紹介したコツを取り入れて、花束をもっと長く楽しんでくださいね。
FLORIST JPでは、季節を感じる旬の花々を取り入れたギフトや、特別な日にふさわしい豪華な花束をお届けしています。シーンに合わせた“とっておきの一品”を、どうぞお選びください🌱
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